「感情が希薄」は親の責任です

「感情が希薄」は親の責任です

感情が希薄。そんな人がいます。感情が希薄とはどういうことなのでしょうか。親の育て方によって、感情が豊かになったり希薄になったりすることがあるのでしょうか。「感情が希薄」を治すことはできるのでしょうか。 ...

うれしい、楽しい、悲しい、嫌だ、好きだ・・人には、感情があります。生まれたばかりの子供でさえ、快不快を感じます。人はそこから、自分の中で感じる「気持ち」や「感覚」を感情として自覚したり、言葉にすることができるようになっていきます。

それは、「その人そのもの」でもあります。その人が、その場面でどう感じるかが、その人の個性や人格を形作るのです。人がどう感じるか、その人がどんな感情を抱くかは、人に干渉されるものべきではなく、また、干渉できるものでもありません。

しかしそこに口出しする親がいます。子供の感情に否定し、「こう感じるべきだ」と干渉するのです。すると子供はどうなるのでしょうか。

自分の感覚に自信が持てなくなります。本当は嫌だと思ってるのに、「好きになりなさい」と親から強制されたり、「それが嫌いなのは、ダメな子よ」と言われると、子供は、無理してそれを好きになろうとします。自分が素直に感じている感覚は、間違っているのだと思います。

ありとあらゆる場面で、自分が間違っている気がし、「どう感じているか」ではなく「どう感じるべきか」にこだわるようになります。やがて、「自分がどう感じているのか」がわからなくなります。

嫌なことも、時にはしなくてはいけないでしょう。でも、それは「嫌だけどしなくてはいけないこと」なのであって、それを「嫌だなあ」と感じているままでいいのです。しかし過干渉な親は違います。それを嫌だと感じていることが間違っている、とします。そしてそんな親が、「感情が希薄な人」を作っています。

過干渉な親に育てられ、感情が希薄になってしまった人がいます。

「私は、自分の親が毒親だと気づいた40歳過ぎまで、自分がどう感じているのが全くわかりませんでした」。そう語るこの人は、長く「生きていて楽しくない」「自分で自分がわからない」といった生きづらさに苦しみました。 [...]


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